Last Updated on 2025年7月24日
iPhoneを使っていると、ダウンロードしたアプリがどんどん増えてホーム画面が煩雑になってしまうことがあります。また、他の人に見られたくないアプリや、普段あまり使わないアプリを非表示にしたい場合もあるでしょう。iPhoneには「ホーム画面からアプリを非表示にする機能」「Appライブラリを活用してアプリを整理する方法」など、簡単に見せたくないアプリの表示を管理する方法が複数用意されています。本記事では、iPhoneユーザー向けにアプリの非表示方法や、それぞれの方法のメリット・デメリット、さらに気をつけるポイントなどを徹底解説します。自分に合った方法で、スマートにホーム画面を整理しましょう!
目次
- iPhoneのホーム画面からアプリを非表示にする方法
- Appライブラリでアプリを管理・非表示にする方法
- ウィジェットやフォルダを使った非表示の工夫
- 設定からアプリの表示・非表示をコントロールする
- 非表示にする際の注意点
- まとめ
1. iPhoneのホーム画面からアプリを非表示にする方法
iOS 14以降、iPhoneではホーム画面に表示されるアプリを簡単に隠す(非表示にする)ことができるようになりました。
具体的な手順は次の通りです。
- ホーム画面で非表示にしたいアプリを長押しします。
- 表示されるメニューから「Appを削除」を選択します。
- 「ホーム画面から取り除く」をタップします(※「Appを削除」ではなく「ホーム画面から取り除く」を選択することで、アプリはiPhone内に残ったまま、ホーム画面のみから非表示になります)。
この方法では、アプリ自体はiPhone内に残るため、再度使いたい場合はAppライブラリや検索機能から簡単にアクセス可能です。また、SNSやゲームなど、他人に見られたくないアプリを一時的に隠す時にも便利です。
2. Appライブラリでアプリを管理・非表示にする方法
Appライブラリは、iOS 14から導入された新しいアプリ管理機能です。
ホーム画面の一番右端にスワイプすると「Appライブラリ」が表示され、すべてのアプリがカテゴリごとに自動整理されています。
- ホーム画面から非表示にしたいアプリを長押しして、「ホーム画面から取り除く」を選択します(※上記「1.」と同じ手順)。
- Appライブラリ内ではアプリは完全には消えず、一覧からいつでも起動できます。
- 検索窓もあるので、名前を入力すればすぐに見つけることが可能です。
このAppライブラリを使いこなせば、ホーム画面をシンプルに保ちながらも、アプリを消さずに管理することができます。おすすめは、「よく使うアプリのみホーム画面に残し、それ以外はAppライブラリに集約」する方法です。
3. ウィジェットやフォルダを使った非表示の工夫
完全な非表示ではありませんが、アプリを目立たなくしたい場合はホーム画面にフォルダを作成し、その中にまとめてしまう方法も有効です。さらに、iOS15以降はウィジェットが充実しているため、ウィジェットを活用して普段使いのアプリだけを目立たせるレイアウトも可能です。
- ホーム画面の空きスペースを長押し → アプリ同士を重ねてフォルダ作成
- ウィジェットを設置して、頻繁に使うアプリをすぐに起動できるように整理
ただし、この方法は他人に絶対に見られなくなるわけではないので、「ちょっと目立たなくしたい」「整理したい」といったニーズ向きです。
4. 設定からアプリの表示・非表示をコントロールする
さらに、「設定」→「スクリーンタイム」を利用することで、一部のアプリを制限・非表示にすることもできます。これは主に子供用の端末や、利用時間を管理したい場合などにおすすめです。
- 「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」→「App使用時間の制限」を選択
- 非表示または制限したいアプリやカテゴリを設定
- 制限時間が経過すると、アプリのアイコンがグレーアウトし、利用できなくなります
この方法は「アプリを完全に非表示にはしない」ものの、「一定時間以上の利用をストップ」させたい場合や、お子さま向けの端末管理など幅広く活用されています。
5. 非表示にする際の注意点
- アプリ本体を削除すると、データや設定が失われるので注意(「ホーム画面から取り除く」では削除されません)。
- Appライブラリや検索機能からはアプリが表示されます。完全非表示ではありません。
- セキュリティ目的での「完全なアプリ非表示」は、iPhone標準機能のみでは難しいため専用の管理アプリや外部ソフトを利用する必要がある場合もあります。
- ソフトウェアアップデートや設定変更により、意図しない表示状態になることも考えられますので随時確認しましょう。
6. まとめ
iPhoneでアプリを非表示にする方法には、「ホーム画面から取り除く」「Appライブラリを活用する」「フォルダやウィジェットで整理」「スクリーンタイムで制限」といった多様な手段があります。使い方や目的に応じて最適な方法を選び、プライバシーやホーム画面の整理を賢く行いましょう。
なお、不正な利用や他人の端末操作は控え、正しく便利に機能を使いこなすことが大切です。
もし「完全にアプリを見せない」必要がある場合は、Appleの公式サポートやセキュリティソフトも視野に入れてください。


