Last Updated on 2025年7月24日
LINEは日常の連絡やプライベートなやりとりが集まるアプリだからこそ、セキュリティ対策は万全にしたいものです。特に他人にスマホを触られた際、トーク内容を見られてしまうのは避けたいところ。この記事では、LINEに搭載されている「ロック機能」や「非表示・アーカイブ」「Face ID / 指紋認証」などを駆使して、他人に見られないように設定する方法を詳しく解説します。
目次
- LINEのロック機能とは?
- スマホの生体認証を使ってLINEをロックする
- PINコードでLINEを保護する方法
- 特定のトークを非表示にする方法
- トーク履歴を守るための自動ログアウト対策
- その他のプライバシー対策テクニック
- まとめ
LINEのロック機能とは?
LINEのロック機能は、アプリを起動する際に認証を求めることで、他人に内容を見られることを防止する機能です。以下のような手段が利用できます。
- Face ID(顔認証)
- 指紋認証
- PINコード(パスコード)
これらを設定しておけば、アプリを開くだけでは中のトークを見ることができません。
スマホの生体認証を使ってLINEをロックする
LINEはスマートフォン本体に設定されている生体認証と連携できます。iPhoneではFace ID、Androidでは指紋認証が主に使われます。
- LINEアプリを開き、右上の「設定(歯車アイコン)」をタップ
- 「プライバシー管理」を選択
- 「パスコードロック」をONにする
- 「生体認証を使用」をONにする
これで、LINEアプリを開く際に自動的に顔認証や指紋認証が求められるようになります。
PINコードでLINEを保護する方法
生体認証が使えない場合でも、PINコード(パスコード)による保護が可能です。
- 「プライバシー管理」>「パスコードロック」をONにする
- 任意の4桁の数字を入力
- 次回以降、LINE起動時にこのPINコードが求められるようになります
PINコードは推測されにくい数字にすることをおすすめします。生年月日や「1234」などは避けましょう。
特定のトークを非表示にする方法
誰かにスマホを見せることがあるなら、特定のトークだけを一時的に非表示にしておく方法も有効です。
- LINEアプリを開き、非表示にしたいトークを長押し
- 「非表示」をタップ
- トーク一覧からそのトークが見えなくなります
この設定は簡単に戻せますが、他人がトーク一覧を見た際に内容を見られない点で便利です。
アーカイブされたトークは「検索」や「友だちプロフィール」からアクセス可能です。
トーク履歴を守るための自動ログアウト対策
万が一スマホを紛失したり、LINEにログイン状態を維持したまま放置した場合を想定して、セキュリティ対策を取ることが重要です。
- PCなど他のデバイスからLINE Web版にログインした際は、使い終わったら必ずログアウトする
- 不正ログイン対策のために、「ログイン許可」をOFFにしておく
- 設定>アカウント>「ログイン許可」項目をOFFにする
その他のプライバシー対策テクニック
以下のような追加テクニックも有効です。
- 通知内容を非表示にする(LINE設定 > 通知 > メッセージ内容を表示しない)
- スクリーンショット対策:端末により「セキュアモード」を利用
- 友だち追加を制限:ID検索・QRコード利用の可否を設定
- トークの自動バックアップ設定をONにしておく(万が一削除された時用)
まとめ
LINEのトーク内容は非常にプライベートな情報が詰まっています。うっかり他人に見られてしまわないよう、アプリ自体のロック設定や、非表示・アーカイブなどを活用して情報を守りましょう。
- アプリ起動時にはロックをかける(生体認証またはPIN)
- トーク単体の非表示・アーカイブも活用
- 通知表示の制限、ログイン制御なども見直す
LINEは便利なアプリですが、使い方次第ではセキュリティに穴が開いてしまうこともあります。ぜひ本記事の内容を参考に、今すぐ設定を確認・強化してみてください。


