Last Updated on 2025年7月24日
iPhoneで撮影した写真の中には、プライバシーを守りたいものや他人に見られたくないものもあるはずです。本記事では、iPhoneで写真を非表示にする方法と、さらに写真にパスコードロックをかけて安全に保管する方法を徹底解説します。標準機能からアプリの活用まで、誰でも簡単に実践できる内容を盛り込んだ完全ガイドです。
目次
- iPhoneで写真を非表示にする標準機能
- 写真を「非表示」アルバムへ移動する手順
- iOS 16以降で非表示アルバムにパスコードロックをかける方法
- さらに安全に!サードパーティアプリの活用方法
- 写真の取り扱いに関する注意点
- まとめ
iPhoneで写真を非表示にする標準機能
iPhoneには最初から「非表示アルバム」という便利な機能が搭載されています。これを利用すれば、他の写真に混じらず「非表示」としてまとめておくことができます。操作も直感的で、iOS 14以降では非表示アルバム自体を「写真」アプリのタブから隠すことも可能です。
写真を「非表示」アルバムへ移動する手順
- 写真アプリを開き、非表示にしたい写真を選択します。
- 左下の「共有」アイコンをタップします。
- 表示されるメニューから「非表示」を選択します。
- 確認画面が表示されるので「非表示にする」をタップします。
- 選択した写真は自動的に「非表示」アルバムに移動されます。
非表示アルバムは、アルバムタブ内の「ユーティリティ」カテゴリに表示されます。もし見えない場合は、設定 → 写真 → “非表示アルバム”をオンにしてください。
iOS 16以降で非表示アルバムにパスコードロックをかける方法
iOS 16から、非表示アルバムや「最近削除した項目」アルバムにパスコードやFace ID/Touch IDによる生体認証のロックが標準でかけられるようになりました。設定方法は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開いて「写真」を選択します。
- 「Face IDを使用」または「Touch IDを使用」の項目をオンにします。
- これで、非表示や最近削除した写真にアクセスする際、Face ID/Touch ID/パスコードで認証が必要になります。
この機能を使うと、万が一iPhoneを他人に使わせる場合でも、プライベートな写真へのアクセスをしっかりと防げます。
さらに安全に!サードパーティアプリの活用方法
標準機能以上に強いプライバシーを求める場合は、App Storeで配布されている写真保護アプリの利用も検討しましょう。「KeepSafe」や「Private Photo Vault」などの人気アプリでは、専用のパスコードロックや秘密のアルバム作成、さらには偽装モード(ダミーコード入力時に偽のアルバム表示)など多彩な機能があります。インストール後は、アプリガイドに沿って写真をインポート&管理しましょう。
※アプリ利用時は、バックアップポリシーやプライバシー規約を必ず確認し、安全性を確かめてから導入しましょう。
写真の取り扱いに関する注意点
- iPhoneを初期化すると、非表示アルバム内の写真も削除されるため、バックアップを忘れずに。
- サードパーティアプリ内の写真は、アプリを削除するとデータが消える場合があります。
- iCloud写真を利用していると、非表示設定はiCloud上にも同期されますが、万全を期すならパスコードロックも併用しましょう。
- 絶対に外部に保存したくない写真には、クラウドサービスの利用は避けるのが安全です。
まとめ
iPhoneの写真を非表示にするだけでなく、パスコードや生体認証によるロックも活用することで、あなたのプライバシーは格段に高まります。加えて、用途に合わせたサードパーティアプリの併用で、より厳重なセキュリティ環境を整えましょう。大切な写真をしっかりと守り、安心してiPhone生活を楽しんでください。


